レトロPC

ここ数年SheepShaverを始めとしたレトロPC/OSのエミュレータが気になって入手しては起動してみたり、あわや古いMacを購入しかけたり、古いパソコン雑誌を読んでみたりしている。なんだか懐かしいのでついやってしまうのだけれど、でもほとんどの場合冷静になり、のめり込むところまではいかない。前にも書いたけれど、やはりテクノロジーはほとんど場合、そのテクノロジーが志向する方向において、時代が進むにつれて改良されて良くなっていく。そのため、古い製品は、懐かしさはあっても、じゃあ今何かに使うか、というとそういうことはない。
例えば、FM-7PC-8801の実機が、CPUだけ今の技術で数千倍速くなって目の前にあって何かするか、というと、ネットにもつながらないし、USBも刺せないし、きっと何もできない。
まあでも旧MacOSがそのlook & feelはそのままに基盤が現代的なpre-emptive multitasking OSとなったもの、つまり元々Coplandが目指したものは見たい気がする。今のmacOSはある意味Windows likeでイマイチなのだ。