とあるテキストを対象にspaCyを用いて固有表現置換を行おうとしたが、全然駄目だったのでGeminiに相談したところ、LLMを用いたコードを書いてくれた。
最終的にはかなり満足できる結果となったのだけれど、そういえばこれをAppleのMシリーズでやるとどのくらいの時間がかかるのか?ということに興味が湧いたのでちょっとやってみた。あまり正確な比較ではないとは思うけれど。
比較は5060Tix2 + vLLM + RedHatAI/gemma-4-12B-it-FP8-Dynamic と M4Max + mlx_lm + mlx-community/gemma-4-12B-4bit。
結果は、50件の処理で5060Tiだと37分弱、M4Maxは5件処理を終えるのに約1.5時間、残り15時間というもの。M4Maxマシンのファンが轟音を立てていてこれ以上は時間と電気の無駄と思ったのでCtrl-Cで中断。
よくPCサイトの記事や個人ブログでMac上でこれだけ大きいモデルが動いた、とか、チャットボットのテキスト生成速度比較でMacが速いというのが書かれているけれど、どうやらそれは単一タスクだから、ということは薄々思っていた。今回はnVidia GPU上でvLLMを使って非常に効率的に並列処理を行うとAppleのチップでは全く歯が立たない速度が出ることを数字で見ることができた。しかもこれは現在のBlackwellアーキテクチャで最も遅い側のGPUと比較しての結果で、B300とか、そこまでいかなくとも96GBのモデルとかでももっと差が開くのではないかと思う。