Ubuntuのバージョンとアプリのバージョンの不自由な関係

タイトルだけでは分かりにくいが、例えばUbuntu 16.04だと現時点でもデフォルトでインストールされるRのバージョンは3.2.3である。Thunderbirdにしてもいまどき52.9.2と最新バージョンの60.0からは大きく遅れている。特にRはBioconductorのバージョンとリンクしているため、あまり古いと誤動作してしまうのが困ったことである。
もちろんWindowsMacの場合はOSがアプリのバージョンアップまで面倒を見てくれないので、パッケージマネージャが面倒を見てくれるのは便利と言えば便利なのだけれど、一歩その世界から踏み出そうとすると不便だし、場合によってライブラリなどの整合性がとれなくなり、システムごと壊れてしまうということもある。そのために、そうした別途インストールするアプリはシステムは別個にインストールなのだけれど。
というわけで、macOSWindowsではVer.60になったThunderbirdUbuntuでもアップデートするために行ったことは、Thunderbirdの公式ホームページに行き、Linuxバージョンをダウンロード、解凍後ホームフォルダに移して、./thunderbirdで起動。それだけ。
因みにRはppaとやらを使う必要があり、探せば適切な解説が見つかるはずなのでここではわざわざ繰り返さない。