Telloというドローン

以前からドローンには注目しており、単におもちゃとして是非入手してみたいと思っていた。しかし、有名なDJI社のドローンは最低でも7-8万円からで試しにちょっと、というわけにはいかない。
そもそも飛ばす場所もなさそうだし・・・と思っていたところ10月の台風で地デジのアンテナが壊れた。しかも近所の電気屋を呼んで聞くと足場を組んで屋根に上がらないと行けないので5-6万円はかかると言う。BSは映るし、地デジも個別アンテナが一つ5000円弱で買えてなんとかなってしまったので、結局屋根の上のアンテナはそのまま放置となった。放置とはなったのだけれどやはり気になる。そもそも屋根全体の様子も見たい。かといって自分ではしごをかけて登るのは怖いので、そうだそれならばドローンで空撮すればいいのでは?となった。
そうして調べてみるとどうやらDJIの技術が入っており、Intel InsideでもあるTelloというドローンが価格の割には性能がよいという記事をたくさん見つけ、Youtube上にあるレビューもしっかり見て購入してしまった。
実際に飛ばすと思っていた以上に音が大きいこと、また通信は無線LANなのだけれど、ちょっとでも死角に入るとたちまち通信が切れてしまいふらふらとどこかに飛んでいき危うく隣家に落ちそうになったりして初日はどきどきだった。その後はアプローチを変えてなるべくアンテナ近くから撮影する工夫を行ったりしたものの結局どこが壊れたのかは分からずじまい。全体的な形は崩れていないのでどこかのコネクタが緩んだとかではないかと思う。一方、屋根全体の撮影もばっちり行うことができ、その結果屋根には破損箇所がないことが確認できたのは良かった。
自宅は住宅密集地なのであくまで敷地上空でカメラを自宅に向けてという形でしか飛ばせないため、郊外にある職場に持ち込んで、でもやはり人気のないところに持っていって空撮してみた。
すでに多数報告があるように、無線LANによる画像転送はぷちぷち切れてしまうため、滑らかさには欠けるものの、新しいファームウェアだと30mまで飛べるため、普通だと絶対に撮ることのできない視点からの動画は新鮮である。その後また別の場所に持って行って空撮してみたけれど、これは楽しい!本格的なドローンが欲しくなってしまった。買わないだろうけれど。

あれ、やはりMBP2018のキーボードはよくなっているかもしれない。長時間打っていると違っているように思えてきた。