今度はMacBookProである。現在、メインマシンはMBP2016で、残しておきたい作業はほぼこのマシン上で行っている。MBP2016自身に対して書きたいことは色々あるがそれはさておき、しばらく前からbキーがチャタリングを起こすようになっていた。具体的には、bを一回叩いたつもりが連続してbbと入力されてしまう現象である。そのため、Ubuntuマシンにリモートログインした上でbyobuと打つつもりが、bbyobuとなったりして「コマンド 'bbyobu' は見つかりませんでした」と怒られてしまうということが起こっていた。実は最近はあまり起こらなくなっていたのだが、これまでは経験したことがない現象で、キーボードの不具合を疑いつつも様子を見ていた。ネットを検索すると結構同じような現象が報告されているのには気付いていたものの、上にも書いたようにどういうわけか最近頻度が減っていたので様子見をしていたところ、アップルが不具合として対応をするということが公表された。ということで、いつか時間があるときにAppleストアに持ち込もうかと思いつつ決心がつかないでいたところ、今度は電源/バッテリインディケータをクリックすると▲マークと「バッテリの交換修理」というメッセージが出るようになってしまった。さすがにこれは長期間放置はできない、ということで重い腰を上げることにした。
さて、問題は最初にも書いたようにMBP2016はメインマシンなので、修理に出してしまうと何もできなくなってしまうことである。しかし、こういうこともあろうかと(!)、MBPmid2012を残してあるのだ。ということで詳細な手順は省略するが、MBP2016→TimeMachine→MBPmid2012という手順でほぼそのまま普段の環境を移し替えることができた。これで心置きなくMBP2016を修理に出せるというものである。なかなか時間がとれないのでいつになるか分からない、というかいつでも出せると言うことで油断してしまう気もしているが。
それにしても現在MBPmid2012を使っていて思うのはやはり普通のキーボードは使いやすいな、ということ、ほとんど速度低下を感じないのでMBP2016は一体何のために買ったのだろうか、ということである。いや、本当に、バタフライキーボードを使っている全ての人が思っていると思うのは、「こんなクソなキーボードさっさと止めてしまえ!」だろう。MBP2016は最初のMacBookよりはマシになっているそうだが、最初のMacBookを購入した人は本当に御愁傷様である。