MBP2018のCPU throttling

早々に入手した人があれこれ試して、MBP2018で後負荷をかけるとCPU throttlingが発生してその全性能を発揮できないとして騒ぎになっている。しかし、これはWindowsマシンではよくあることで、しかもメーカはほとんどの場合それに言及していない。同じCPUを搭載したPC同士をベンチマークで比較して発覚することもよくある。ただ、これまでのAppleのユーザとのコミュニケーションの失敗があるため、騒ぎになっている側面があると思われる。throttlingといえば、M.2接続のSSDも発熱故に性能が落ちることはよく知られていて、だからこそSSDヒートシンク特集が組めるし、つい最近も温度が10℃下がるヒートシンクの付いたSSD発売になったりした。

昔、Core2DuoのT9900を搭載したVAIO typeZを使っていたときは爆熱・爆音でCoreTempで100℃を超えそう、ヤバいヤバいと喜んでいた。

そもそもMBP2016でもCPU throttlingは行っているはずで、今更な気もするが、今回は筐体の設計的に6コアのCPUはかなりきつくて低い閾値でthrottlingが効いてしまうのが騒ぎとなった原因かも知れない。つまり、分かっているんだろうから筐体を設計し直せよ、と。MBP2016でも負荷をかけ続けて使っているととにかく熱くなる。

 

[後日追加]

その後、ファームウェアだかのバグということで修正され、多少は速くなったらしい。