鳥居の向こうは、知らない世界でした。 癒しの薬園と仙人の師匠(友麻碧)

ある種の異世界転生もの。転生ものにありがちな、元々ネガティブな環境にいる主人公が・・・というのはおなじみのものだけれど、今のところはそのネガティブ設定が後を引いていないので読みやすい。まだ24%あたりなので、これからどうなるか分からないけれど、ひとまず相性は悪くなさそう。気になる点があるとすれば、料理の描写がそこそこあるのだけれど、食材はほとんど元の世界にあるものと同じで、そりゃちと手を抜き過ぎでないか、と思わないでもない。ま、全てを再構築するのは面倒だし、同じ方が読者は分かりやすいけれど、異世界感はかなり減じる。