目的喪失

そういえばなんでMacOSX 10.7上で延々アレコレしなくてはならないのかを思い出してみると、元々は「あれ、こんなところに」というところで昔のバックアップデータを見つけたからで、そのデータがどうやらClassic MacOS由来のものであったからだった。結構な容量がある上に、SheepShaverのホスト機のファイルをマウントできる機能を使っても文字コードのせいか何か分からないけれど、全てのファイルが見えない。

そのため、ZIPで固めて移そうと思ったけれど、実はClassic MacOSにはZIPを解凍できるプログラムが、たぶん、ない。なので、ZIPで固めたものをmacOSで解凍し、それをイメージ化したものをSheepShaverにマウントすれば良いのでは、と思ったのだけれど、どうも文字化けしてしまう。これは以前にも経験したことで、どこかのタイミングで日本語の文字コードの扱いが変わっていて、OS9の起動CDをマウントできるMacOSXでもバージョンによって文字化けが起こったり起こらなかったりする。で、MacOS 10.7であればまず文字化けが起こらないだろうと思ったのだけれど、困ったのがやはりZIPでは文字化けしてしまうことで、ならば7zであればうまくいくのではないか、ということで7zをインストールすべくアレコレやり始めたように思う。

でも、結局は実機で動くEl Capitanで事足りてしまったので、10.7はもうどうでもよくなったはずなのだけれど、ある意味、古い機械のレストア(?)みたいなもので、パーツパーツを新しくすることでなんとか走らせることができるようになる過程を楽しんだのであった。

本当はFirefoxがビルドできないかな、と思っているのだけれど、できるのであれば絶対誰かがやっているはずなので、きっとできないだろう。

 

追記)やはり、無理であった。エラーメッセージを見ると

 

xcode-select --install

 

でエラーが発生したため中断、とある。他の記事も読むと、Firefoxは存分にXcode SDKを使っている、とあり、これはもうどうしようもない。う~ん、そういったOS依存性をなるべく排したものを作ってほしい、と思うものの、きっと現実的ではないのだろう。