死者の甦り

というわけでもないけれど、PowerMac7600とかかれたMOは中身を見るとシステムフォルダがあり、どうやらブート出来そう。確かClassic MacOSはMOとかにシステムフォルダをコピーするだけでそのMOからブート出来た。ElCapitan上でディスクイメージを作成し、MOの中身をコピーしてSheepShaverのディスクの先頭において、さあブート。と思ったのだけれど、うまくブート出来ず、二番目のドライブからのブートになってしまった。さて、何が良くないのか。あれこれやってわかったことは、PowerMac7600とかかれたMOに入っていたシステムは8.0。で、8.0ではHFS+が認識できないのだけれど、ElCapitanで作成できるディスクイメージはHFS+で、HFSはマウントできるものの作成も書き込みもできない。そのため、一旦HFS+のディスクイメージをもう一つ作り、SheepShaver内でマウントし、MacOS9内でHFSでフォーマットし直して、そこにPowerMac7600のファイルをコピー。一旦SheepShaverを終了し、改めてこのディスクイメージをディスクの先頭に指定するとようやくブート出来た。どうやらデータのバックアップが主眼だったらしく、アプリ類が全然入っていないディスクなのだけれど、おそらく20年ぶり以上にブートしたシステム、ということになる。ちょっと感動した。

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20年以上ぶりにブートしたシステム