ロスト・ワールド ジュラシック・パーク

がテレビで放映されていたので録画して見始めたのだが、すぐに見るのを止めた。

物語は何か起こらないと始まらない。男と女がいて、お互い話しもしなければ何も起こらないのと同じ。

で、殺人ミステリはまず殺人事件を起こしてみる。これは強烈。だから読者も引き込まれる。

ただ、物語を動かすためのしかけは色々あり、全てが万人にウケるわけではない。

タイトルの映画は以前にも見たと思うのだけれど、主人公らしき人の恋人が恐竜が繁殖する島に単独乗り込んだのを追うところから始まる。そして、好奇心の余りピンチに陥るシーンのところで、見る気を失った。というのは、恐竜が集まってくるところで、余計に危険な場所に逃げ込んだから。これは制作者側が観客をはらはらさせようとする意図が見え透きすぎてしまい、個人的には耐えられなかった。きっとこの後もそういうシーン満載なはずなので。