一太郎4とか

ま、どうしてこんなことになったのか、ということはともかく。

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一太郎には大変お世話になったもの

それにしても世のエミュレータ作者さんは素晴らしい。最近はコンピュータ文化資産保護のためにはエミュレータは必須なのではないか、と思うようになった。

文章はただ文字を書き残しておけばよいけれど、ソフトウェア資産はコードを解釈して人間が分かる形で再生できないと、それは文化資産としての意味を持たない。つまり、CDやカートリッジを物理的に残すだけではだめだということ。例えばSheepShaverはClassic MacOSの資産を保全するのに大いに役立っている。ただ、すでに散逸してしまったソフトも多いようだけれど。

 

追記)ちなみに一太郎5はこのエミュレータもNEKO Projectのエミュレータも途中でエラーを起こして起動しなかった。確かWindows95が出る少し前に出てきて、浮川社長が、JUST Windowという「OS」の方が優れている!とか息巻いていたような。いずれにしてもCPUの結構高度な部分を使っていると思われ、そのせいでJUST Windowが起動しないのかも。

 

追々記)さらにAnex86というのを試してみたところ、JUST Windowもそこから一太郎5も起動した。DOSの背景黒からウィンドウ時代の背景明色に変更されている。ちなみに日付の年が1921なのはいわゆる2000年問題か。

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THANKYOU文書に浮川社長の若かりし頃が

追々々記)下記のようなホームページがあり、これによると80386以上が一太郎5の動作条件とのこと。NEKO ProjectIIというオリジナルのプロジェクトではもしかすると80286までのエミュレートなのでうまく動かないのかも知れない。探すとNEKO Project 21/WというWindows95を動かすことができるバージョンを作成している人もいて、それだと486DXまでのエミュレートをしているようで、これだとJUST Windowも一太郎5もそしてWindows95も動いた。

 

www.ichitaro.com