DiskXII 98の続き

その後、ネットで検索しながらなんとかWindows98のインストールに成功した。定かではないが、ポイントは以下のようなものだったと思う。

 

・ネステッドVT-x/AMD-Vを有効化のチェックを外す

・メインメモリは256MBまで、VRAMは32MBまでにする。HDDは8GB。

・CDから起動した後はFDISK、その後FORMATでHDDを初期化

・CD-ROMがDドライブにあるとして、インストールは

   D:\SETUP.EXE /ie /im /is /nr

・途中で再起動がかかるタイミングがあるのでそこでいったん仮想PCの電源を切り、設定で起動の優先順位をHDD→CD-ROMに変更する

 

VirtualBoxではWindowsXP以降はVGAドライバを提供しているが、それ以前はないので、標準では640x480/16色にとどまる。今回はDiskXII 98で圧縮ファイルを見たいだけなので、そのままにしてDiskXII 98で作成されたと思しきCD-Rをマウントする。そしてWindows10では実行できなかった実行ファイルをダブルクリックすると、

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DiskXII 98のダイアログ

というダイアログが起動して何やらプログラムが常駐する。タスクトレイにもアイコンが増えているのだけれど、結局ここからどうすればよいのかはわからなかった。調べるとDiskXII 98を作っていたエー・アイ・ソフト株式会社は2006年にエプソンに合併吸収されてしまったようで、そのためネット上にもほとんど情報が残っておらず、基本的にはお手上げ状態。ま、どうせ大した情報は入っていないのだろうと自分を無理やり納得させてここで撤退。

ちなみに上のダイアログはVirtualBoxのメニューからAlt + PrintScreen信号を送り、ペイント上でペーストしBMPで保存したものを、Personal Web Serverを使ってホストマシンからアクセスして保存したものである。