デスクトップOSはインターネット接続が必須

ということをここしばらく古いOSをいじっていて思った。そしてインターネットは今ではセキュリティが何より大事。なので、新しいセキュリティ規格に対応できないと使い物にならないOSとなってしまう。これはWindows98もClassicMacOS9もそうだし、実はWindowsXPもおそらくOSレベルでTLS1.2をサポートしていないためか、Pintaというグラフィックソフトの最新版がインストールできなかった。

そして個々のプログラムやアプリはそうした難しい部分を自分で書くわけにもいかず、オープンソースで皆が使っているライブラリやOSのライブラリを使うしかない。

なので、完全にネットからは隔離した環境で作業が完結するのであれば、昔のOSは生き続けることができるけれど、ちょっとでもネットにつなぐ必要があれば全く使い物にならない。WindowsXPFirefox 52.9やChrome 49が動くのでまだ結構いろいろなサイトにアクセスできるけれど、おそらくもう数年もすればつながらないサイトの方が多くなるだろう。

 

もしかするとソースからコンパイルすればFirefoxの最新版をWindowsXPでも動かせるのでは、と思ったけれど、依存ライブラリやら設定やらがもはや完全にXPに対応しておらず、ほぼ無理と分かった。PowerPC用のFirefox互換ブラウザプロジェクトが今年初めごろに終了となったのも、ものすごい変化速度についていけなくなったのだろう。