スカーレットネクサス

とても久しぶり(たぶん15年ぶり以上)に、まだ評価の固まっていない新ゲームを買ってみた。

スカーレットネクサス(以後、SNと略す)。

体験版があったようで、それを元にあちこちでレビューらしきものはあったが、少なくともダメゲーとぶっ叩くものはなかったので、PS5の性能確認も兼ねて(?)買ってしまった。ダウンロード版が一切値引きなしだったのでBD版を。

まだプレイ時間4時間にも満たないが、まーまー面白いかな、という感じ。いわゆる良ゲー。アクションRPGなので、戦闘部分がキモになってくるのだけれど、怪異との戦いは問題ないものの、隊員同士の戦いは相手が賢すぎたり、強すぎたりして若干ウザい。

結局のところ評価する物差しの問題なのだろうけれど、例えばペルソナ5は昔ながらのJRPG戦闘をうまいことファッショナブルに仕立て直し、ややダレがちなストーリー部分を工夫してうまく動機付けをしていたように思う。ま、全体的なプレゼンテーションとして非常によい、というのがPS5が成功した理由なのだろう。

で、SNは絵作りからして、全体的に線が細すぎると感じたり、ストーリーの運びもちょっとやりとりが長すぎてダレ気味と感じたり、やや繰り返し部分が多いと感じたり、とすばっとこれは最高体験!とは言えないものの、相当ウラのありそうなストーリーの運びやL2による複数敵への攻撃やL2による仕留めの快感など、個人的には好きな部分も多い。…なのでたぶん最後までいくのではないか、と思う。いつになるかはわからないけれど。