スマホのパフォーマンスが熱に左右される

ということは前から知識としては知っていたけれど、本日ベンチマークを取ってみて実感した、という話。最近Xiaomiのスマホの中で中国専用モデルのRedmi K40というのが非常に気になっており、中国語が全く分からないながら京東という中国の通販サイトで買おうとしていた。ほかにもK40を販売しているサイトは多くあるのだけれど、現地の値段より結構高くなっていて、そうするとXiaomiならではのコスパが今一つ薄れてしまう。でも京東は基本中国語に加えて、予約殺到中の商品は定期的に訪れる販売時間になると狂ったようにクリックして、クリック競争に勝って初めて本当に購入できる(Google日本語訳からそう想像しているだけで本当は違うかもしれない)、という実に買いにくいシステムであり、半ばあきらめモード。最近はどうやら普通に買えそうなのだけれど、元のレートも上がっているし、レビューを読むとカメラの評価が高くない。さほどこだわらないけれど、さほどよくないと書かれると購入意欲が減退。ちなみにK40が素晴らしいのはいわばグローバルROMをXiaomi Euroが公開しており、ほぼ純正でグローバル化できることと、何より対応する電波バンドがDocomo系の4Gに完全対応していること。

で、スマホ系のサイトにはときどきセール情報が掲載されていて、そこで知ったのがPoco X3 Proというのがなんと$230程度で買える、ということ。実際、送料・保険料込みで\25,000未満で購入できてしまった。実はPocoというのはXiaomiのインド発ブランドで、Poco F3というのがK40のグローバル版なのだけれど、Pocoブランドになるときにいつも4Gバンドの19というのが落ちてしまう。F3のときは対応バンドが減って値段もそれほどすごく安くないので心惹かれなかったのだけれど、SnapDragon860が載っていて$230はイイ!と思ってしまい、すぐに購入してしまった。最初は一か月くらいかかるみたいなことが書かれていた気がするけれど実際には10日ほどで到着。

で、ベンチマークを取ってみることにして…Google PlayにAntutuがない。そういえばしばらく前のニュースでGoogleストアから排除されたとあったけれど、未だに復帰していないのか。検索するといわゆる野良アプリ扱いでインストールできる、とあったのでインストールしてみることに。なんとかインストールも完了して、最初はノートPCを開けた状態の上でベンチを取ると、いろいろなサイトで挙がっているスコアよりはるかに低い結果が。たぶんノートPCの熱に加えて自ら発する熱のためだろうと思い、ノートPCを閉じ、アイスノンの上に乗せて測ったところ大幅に値が上がった!アイスノンのおかげで高負荷をかけ続けているにかかわらずどんどん温度が下がっている効果と思われるが、実際最初の値が432,466だったので冷却の効果は絶大だ。

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Poco X3 Pro Antutu 10 benchmark

ちなみに同時に測定したMi Mix3 5G, Note 9S, Xperia XZ1はそれぞれ490,980, 301,726, 291,122。XZ1で初めてスマホというかケータイのコンピュータとしての性能にストレスを感じなくなったのだけれど着々と技術は進歩しているなー。

それと、対応バンドは少ないけれど、Poco X3 Proで一応楽天UNLIMITのSIMを刺して使えている。最初に刺した時は使えて、ROMのアップデートをしたタイミングで起動後一瞬4Gに接続した後に切れるようになってしまっていたのだけれど、APN情報をあれこれいじっていたら安定して接続できるようになった…と思う。