MacOSX 10.7(Lion)であれこれ - 続き

結局、Python3.9.7はビルドできず。

その後、gitはビルドできた。

でもCMakeは失敗。

ネットを見てもgccでのコンパイルはどうやらうまくいかないらしい。つまり、clangであれば知っているヘッダーファイルをgccが認識していないらしく、宣言されていない変数を使っている、というエラーで止まってしまう。rubyもどうしてもダメだ。

 

あれこれやっていて思ったのは、OSも時間がたつとやっぱりいろいろな部品が古くなり、新しい要請にこたえられなくなる。それならば肝心な部分だけでもアップデートすれば、と思うものの、そのためには実にいろいろな部分をアップデートする必要があり、実際にそれをやっていくと、あら不思議、新バージョンのOSになっていました。

こんなことではないか、と。MacOSX10.7も内部はもともとオープンソースなので、gccをアップデートしOpenSSLをアップデートし、gitをアップデートし、ということはできるのだけれど、どうしてもApple依存の部分がある、というかたぶん

./configure

MacOSXに最適化するものの、それが昔のMacOSXとは合わなくなっており、ソースからビルドしてもうまくいかないようだ。新しいOSからいくつかファイルを持ってくるだけで解決する場合もあるけれど、世の中には公開されていないわけだし。

 

と思っていたら、いつの間にかPython3.9.7のビルドが成功していた。う~ん、何かのパーツが新しくなったからだと思うのだけれど、何かがわからない。

 

CMakeはバイナリのVer3.13あたりが普通にインストールできたけれど、これはGUIアプリで、コマンドラインのリンクを作成するオプションがある。でもsudo権限でないとダメなので、思わず

cd /usr

sudo chown -R myself *

とやってしまい、システムを壊してしまった。

現在はOSの再インストールから。