ルベーグ積分

測度論の説明が一通り終わって、単関数の極限を用いて積分を考えますよ、以降はむしろあまり悩まないかも知れない。やはりどうしても分からないのが、外測度、内測度のあたり、特にカラテオドリの外測度については皆褒めそやすのだけれど、一体何がそれほど素晴らしいのかも、関連したあれこれの証明も一向に分からない。

証明もどれも何故これほどひねくれているのか。つまりAを被覆する可算無限集合を考えておいて(A⊂可算無限集合)、でも任意の正の数εをとると

m(可算無限集合)≦m(A)+ε

とすることができて〜、のような論法に全然なじめない。

ルベーグ積分30講」のTea Timeもそういうわけで全然共感できずにイライラしてしまう(笑)。