これはまだ読みかけ。他の線形代数の本を何冊か読んでみて、「だから線形代数って何の役に立つのさ?」というあたりがイマイチすっきりはっきりしないため、もう少し分厚い本を読まなくてはならないかな、と思って読み始めた。
すると、4章まではこれまで読んできた知識で割とすらすら読めたものの、5章でいきなり難易度が急上昇!著者もここは分かりにくいとは書いているけれど、行列式の導入をするのに、具体的な計算からではなく、いきなり行列からスカラーへの写像として行列式を定義することから始めており、目が白黒と。
そしてそれを適当にバイパスして先に進むと6章はなんとか読めたものの、7章からまたちょっと難しくなり、8章からはじっくりと腰を据えて読まなくてはならない雰囲気になり、ひとまず中断。ルベーグ逃避のための休息だったはずがそうではならなくなってしまった・・・。
ということでしばらくはあれこれ逃げ回ってみよう。