当然、完成されたアプリは互換性の問題があることを覚悟していたものの、pyenvでPython3をコンパイルしてインストールするのに問題が出るとは思わなかった。
pyinstallerをインストールしようと思うと、Python3関連のライブラリをインストールする必要があり、そのためにはPython3をコンパイルしてインストールすることとなるので、
PYTHON_CONFIGURE_OPTS="--enable-framework" pyenv install 3.7.12
を走らせたところ、何やらエラーが。調べてみると何かがM1に対応しておらず、3.7まではM1 Mac上でコンパイルできないらしい。
deep learning関係のモジュールはあまり新しいPythonだと動かないことがあるので、古めのPythonを使ってきたが、やむを得ず3.8.10を
PYTHON_CONFIGURE_OPTS="--enable-framework" pyenv install 3.8.10
でインストールしようとしたところ、やはり同様のエラーが。調べると3.8はM1に対応していそうなのだけれど実際には無理だった。なので、
PYTHON_CONFIGURE_OPTS="--enable-framework" pyenv install 3.9.10
でやっとインストールできた。しかし、相変わらずPyQt5はインストールできない。色々含めてIntelMacと完全に同等にできるようになるには結構時間がかかりそう。