地球温暖化一色

最近の科学番組は地球温暖化一色、そして二酸化炭素が増えて大変だという合唱で埋まっている気がする
・確かにそうかも知れないけれど、フロンガスの時とは違って二酸化炭素は文明活動に伴って必ず排出されるのでおそらく今の趨勢が変わることはない。のでこのまま二酸化炭素は増え続けるだろう。
二酸化炭素が増えることの直接の影響は温室効果ガスとして働き地球温暖化に寄与すること、さらに海洋酸性化が生じることのようだ
・さらに温暖化が進むと北半球の永久凍土が溶け出し、それまで閉じ込められていたメタンガスが大量に大気内に放出され、より強力な温室効果ガスであるメタンによりさらに気温が上がるかも知れない
・海洋酸性化により、特に殻を持った生物が壊滅的な影響を受け、食物連鎖が大きな影響を受けるかも知れない。果ては人間が食する海産物も激減するかも知れない。

 

問題は、上記が本当かどうか実のところよく分からない。というかちょっと前まで地球寒冷化の心配もされていた時期があったことが記憶にあるし、例えば恐竜時代は現在の4倍以上の二酸化炭素濃度があったらしく、そこで巨大な恐竜が繁栄を謳歌していた・・・となると、そもそも本当に生物全体にとって二酸化炭素濃度の上昇と温暖化が悪いことなのかどうか分からない。南極大陸の全ての氷が溶けるほど上がれば海面も上昇し、沿岸地域は大きな影響を受けるだろうけれど、地球全体としては住みやすい、ということにはならないだろうか。

一時期環境問題として砂漠化が起こるので大変という論調もあったように思うけれど、Google Earthでもすぐ分かるように砂漠地域は緯度的に決まっており、これは人間活動のせいではなく、単に大気循環の影響であるに過ぎない。例外は南米で、これはアマゾンの密林から大量の水分が蒸散し、それが南に流れているから、ということらしい。

 

でも特にヨーロッパで嵐が多くなったように感じているようで、これが地球温暖化反対、二酸化炭素排出削減せよ、そしてEVに移行せよ、ということになっているのだろうか。