68000

元々が8ビット機世代なので、68000といえばとんでもなく高性能というイメージがあったが、改めて調べてみると、MIPSベースではあるものの、68000@8MHzを1.4として、セガサターンのSH-2ですら25(下記の表からはなくなっているが、別のソースによると)、ドリキャスのSH-4@200MHzにいたっては360とのこと。

https://en.wikipedia.org/wiki/Instructions_per_second

発売年を見てみると68000が1979年に対して、SH-4は1998年と20年以上の開きがあるのだから当たり前と言えば当たり前。

ドリキャスと言えばSH-5とかSH-6が載ったドリキャス2を夢見ていたが、SH-5以降は開発されなくなり、セガもハードから撤退してしまったのを思い出した。

2022年12月時点で上記のWikiで一番速いAMD Ryzen Threadripper 3990X (64 core)はあくまでもmulticoreの値ではあるが、約235万と68000@8MHzの約170万倍弱。

こういう値を見ると、過去のハードは色々と情報をオープンにしてもらってどんどんエミュレータという形で過去資産を残していけるようにすれば良いのに、とか思ってしまう。