これは実物の書籍を購入した。
実機を所有したこともたぶん触ったこともないけれど、出た頃は憧れのPCだった。
で、そのミニ版というか、正規のエミュレータマシンが出るということなのでついつい買ってしまった。
しかし、期待していた、X68000に対する熱い思いはさほどは書かれておらず、ほとんどがソフトの簡単な紹介で占められている。
ネット上では例えばOh!MZの、ちょうどX68000が発売される前後の時期のものが見られるので(著作権的にはアウトだろうけれど)、やはりその当時の熱気がものすごいことが分かる。
そういうものを期待していたのだけれど、いかんせんコンピュータは時代と共に陳腐化の速度が激しく、68000というCPUなんて今や、なんだろう、家電のコントローラレベルの性能なのだろうか、そんなものなので、現代では熱く語りようがない、のかもしれない。