つ、強い

狭い部屋の中で飛ばさないでね、と注意書きのあるドローンを狭い部屋の中で飛ばしてみた。
一応室内モードとしてGPSをoffにできるので、offにした上であれこれ調整して離陸。
でももう一つホバリングの安定性が高くなく、実はすでに一度壁に激突してプロペラを壊してしまっていたので、手で位置をずらそうと思ったところ、結構な反発力が。しかもその後もフラフラして壁にぶつかりそうになるのでいっそのことつかんでやれ、と思ってつかんだところ、下向きのセンサーが掌を床と誤解して墜落しそうと判断したのか、下向きにひく力に対抗しようとしたのか猛烈にプロペラの回転が上がり、上へ上へと行こうとし始めた。その時の力たるや相当なもので、離そうものなら天井に激突すること間違いなし。床に置いたプロポを掴むために屈もうとすると下向きにひっぱる力が増すためか、センサーとの距離が縮まるためかさらに上向きの力が増してしまい、結構握力の限界近くに。やばい!と思いつつなんとかプロポをつかんで下降させる操作をするとプロペラの力がぐっと弱まり、やがては止まってくれた。いやぁ、冷や汗をかきまくった。
Youtubeでも時速60kmの風が吹く中、Mavic 3が撮影する映像はぴくりともぶれないというのをやっていた人がいたけれど、あれもものすごい力で風に対抗しているのだ、ということを体で実感してしまった(ちなみに今回のは当然Mavic 3ではない)。