LDAPのスキーマというかobjectclass

OpenLDAPにしてもApache Directory StudioにしてもLDAPが理解できなければきちんと使えない気がしている。
ところで、スキーマというかobjectclassというものがあって、どうやらこれがエントリの雛形のよう。
ここらあたりがLDAPが分かりにくくなる原因の一つとも思うのだけれど、要するにこれがSQL DBでいうテーブル定義なのかな?
しかも、これには公的な機関がつけた唯一無二のIDがあったりするようで、自分で勝手にはIDを割り振れないみたい。

調べてみると、意味は分からないながらも下記のコマンドでopenldapにデフォルトで含まれているobjectclassの一覧が出てくる、とのこと。

ldapsearch -H ldap://localhost -x -s base -b "cn=subschema" objectclasses

確かにずらずらと出てくるのだけれど、ISDN番号とかFAX番号とかえらく古い雛形もあるようだ。

objectClasses: ( 2.5.6.7 NAME 'organizationalPerson' DESC 'RFC2256: an organizational person' SUP person STRUCTURAL MAY ( title $ x121Address $ registeredAddress $ destinationIndicator $ preferredDeliveryMethod $ telexNumber $ teletexTerminalIdentifier $ telephoneNumber $ internationaliSDNNumber $ facsimileTelephoneNumber $ street $ postOfficeBox $ postalCode $ postalAddress $ physicalDeliveryOfficeName $ ou $ st $ l ) )

一方でメールアドレスは含まれていない・・・。