4Gamer.netにX68000の濃い対談が載っていた。
前にも書いたように、X68000系のマシンを所有したことはないものの、興味はあったので、記事自体はとても面白かった。
そして、最後の方にあった、単に復古ではなく、発展を希望する、というのは自分も思っているのだけれど、実際には難しいだろう。
実用に耐えるソフトなり仕組みを作るのであれば、現代のプラットフォームで作る方が理にかなっているし、例えオリジナル以上にメモリが扱えるようになったとしても68000自体が16MBという制限を抱えているし、そこに独自MMUを組み合わせて1Gなり4Gなり扱えるようにしたとしても所詮はいったん死んだプラットフォーム。
前にも書いたけれど、エコシステムとしてそもそも回っていない系(BeOSやHaiku)やいったん死んだ系(過去のありとあらゆるプラットフォーム)が回り出すことはたぶん二度とないのだと思う。