Vinfast 8/9

なんとベトナム発の電気自動車が今年から米国で販売されるらしい。
ときどき見ているRedline ReviewsというYoutubeチャンネルで知ったのだけれど、かなり驚いた。ベトナムの会社が米国で車を発売?

でも、これはやはり電気自動車への技術的参入障壁が低いことを示しているのかもしれない。
考えてみれば車体やシャーシ、サスペンションなどは毎年色々なメーカーのいろいろなモデルで改良はくわえられているものの、基本枯れた技術。
車に搭載できるバッテリーも比較的簡単に手に入るし、モータもおそらくそうだろう。
車内のITシステムもおそらく外注してそこそこのものが手に入る。

となれば後はデザイナに頼んで形を作ってもらい、組み立て工場で組み立てるだけ。
実際にはそれほど簡単ではないだろうけれど、でも超後発のTeslaの成功を見ると実態もそう遠からずなのではないか、と…。

あとは最近日本で販売開始したHyundaiのIONIQ 5もそうだけれど、販売網やメンテナンス網をどれだけ充実させられるか、かもしれない。

 

ただ、逆になんで日本のメーカがここまでもたもたしているのか、ちょっと気になるところではある。
日産のアリアとかトヨタ/スバルのbz4X/Solterraとか、あまり特別なものに感じられない…。