Perlスクリプトのexe化②

これまではWindows環境では何も考えずにActivePerlをインストールして使ってきたのだけれど、Perlも外部モジュールをインストールしてより強力になるので、さて、PAR::Packerをインストールにはどうすればよいか?macOSLinuxではcpanコマンドを使えばよいことは分かっていたので、同じことがActiveStateのperlでできるのか?そういえばPPMというものを使っていたように思うけれど、調べると今ではもうPPMはサポートしていないらしい。そのため改めて調べるとWindowsネイティブに走るperlとしては他にStrawberryPerlというのがあり、実はこちらの方がLinuxperlと似ていることが分かった。存在は知っていたものの名前から初心者向けの不完全なものかと思っていたところ全く逆であった。StrawberryPerlがよいのは、コンパイラも含んだパッケージになっているので、Windows向けのバイナリがなくともcpanからソースをダウンロードしてきて、自分の環境で動くバイナリが自前で作れること。

ということでStrawberryPerlをインストールすると、この時点でパスも通っており、cpanコマンドも使えるので、

 

cpan -fi PAR::Packer

 

でインストールした。実は上記コマンドを一回実行したときにはエラーでインストールできなかったので再度実行したところインストールに成功した。理由は不明であるが、インストールできたのでよしとしよう。そして動作確認のために、

 

pp -E "say q.Hello, World!." -o myfirst.exe

 

と打つと、myfirst.exeというexeファイルができ、実行すると

 

Hello, World!

 

と表示されるようになった。